美ら島の魅力がいっぱい
「県産品の愛用を」/月間でPR
泡盛や黒糖など配布
「美ら島の魅力がギュッと県産品」を標語に2014年度県産品奨励月間が始まった1日、宮古島では市内のスーパーで街頭キャンペーンを行った。ミス宮古や県、市、観光協会、商工会議所の職員らが参加。泡盛のミニボトルや多良間産黒糖など自慢の地場産品を配布し愛用をアピールした。
県産品奨励月間(7月)は、県産品の消費拡大による地場産業の振興や雇用の創出、地域活性化促進などを目的に業界や消費者、行政などが一体となり運動を展開している。
街頭キャンペーンであいさつした安里肇県宮古事務所長(代読)は「県産品は生産者の努力により品質が向上し全国的にも高く評価されている」と強調。宮古島にも人気を誇る泡盛や伝統工芸品の宮古上布、宮古島の輝く太陽で育ったマンゴー、宮古牛や海ブドウなど優れた県産品が数多く生産されているとし、愛用を促した。
県産品奨励月間と書いた「のぼり旗」の前にひばり保育園(下地宏幸園長)の園児たちが登場。元気いっぱい踊りを披露しキャンペーンを盛り上げた。
配布用の県産品は「沖の光」や「菊之露」「宮の華」「多良川」「豊年」などの泡盛、オリオンビール、コーラル・ベジタブル社のアロエ製品、雪塩、モトムラ和洋菓子店の「紅芋すぃーと」、モンテドールの「バナナケーキ」などを用意。これらの県産品はPRチラシを添えて袋に入れ、ミス宮古の岩﨑つかささんや下地陽子さんらが、買い物ついでの客らに手渡した。
県工業連合会は県産品の自給率(05年の32・6%)が6%伸びた場合、生産誘発額は920億9200万円に上り、雇用者は9640人増えると試算した。