05/03
2025
Sat
旧暦:4月5日 友引 辛 
産業・経済
2014年7月6日(日)9:00

台風の進路にピリピリ/マンゴー農家

JTA、きょうから臨時便就航


出荷が本格化しマンゴーの箱詰め作業に追われる生産農家=5日、平良地区

出荷が本格化しマンゴーの箱詰め作業に追われる生産農家=5日、平良地区

 マンゴーの出荷が本格化し、生産農家は箱詰め作業などに追われている。宮古空港ターミナル貨物地区には、国内発送されるマンゴーが次々と運び込まれている。日本トランスオーシャン航空(JTA)は出荷のピークに合わせて、6日から13日の間に那覇-宮古線の臨時便計6便を就航させる。生産農家は「積み残しが解消される。大変ありがたい」と大喜び。ただ、台風8号が接近しており進路が気掛かりだ。

 宮古島産マンゴーの今期生産量は591㌧が見込まれている。出荷のピークは7月中旬まで続くとみられている。

 JTAによると、今の季節は航空貨物代理店から持ち込まれる貨物の約7割はマンゴーという。

 1日の輸送量は搭乗者数など、運航条件で変動があるが「可能な限り積み込んでいきたい」と話している。

 航空便数や貨物スペースに限りがあるため出荷量が1日20㌧を超えると、その日の内に輸送しきれないマンゴーも出るという。

 多い時で1日約900㌔を本土に出荷するという平良地区の生産農家は「『農園から自宅に直送』というのが売りなので、お客さまの指定した日に届けられるかが心配だ。航空会社の臨時便の就航はありがたいが、台風の進路が気になる」と箱詰め作業中もピリピリとした雰囲気だった。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年5月1日(木)9:00
9:00

子どもは無料や半額

児童福祉週間で各施設   最大11連休となるゴールデンウイーク(GW)が始まっている。入域観光客数がコロナ禍以前に戻りつつある宮古島では多くの観光客が訪れ、各空港が混雑しているほか、島内各地の行楽地では観光客に加えて地元の家族連れなどでにぎわいを見せ…

2025年4月23日(水)9:00
9:00

多良間島、3部門で上位/マリンダイビング大賞

「初めて行きたいエリア」1位/スキューバダイビング専門ウェブサイト   【多良間】年間125万人が利用するスキューバダイビングの専門ウェブサイト「マリンダイビングWEB」が発表した「マリンダイビング大賞2024」の年間ランキングで、多良間・水納島が「…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!