「後見支援センター」開所
業務開始、県内で3番目
「成年後見支援センターみやこ」が10日午後、宮古島市社会福祉協議会内に開所した。市社協の垣花義一会長と下地信広事務局長が看板を掲げ、業務を本格的に開始した。県内では沖縄市、豊見城市に次いで3番目の開所。
市社協が宮古島市から事業を受託して実施するもの。法人後見事業は、判断能力が不十分なために意思決定が困難な人の判断能力を補うため、市社協が成年後見人、保佐人または補助人に就任することにより本人の権利擁護を図り、もって地域福祉の推進に寄与するのが目的。
この日は、垣花会長が後見事業運営審査委員5人に委嘱状を交付。早速4件について審査を行った。
運営審査委員は次の通り。
新城日出郎(医師、宮古南静園長)伊藤秀胤(弁護士、宮古島ひまわり基金法律事務所)下地明良(司法書士)下地常雄(市社協理事)下地克浩(市障がい福祉課長)
成年後見(こうけん)制度 認知症、知的障害、精神障害などによって物事を判断する能力が十分ではない方について、本人の権利を守る援助者(成年後見人など)を選ぶことで、本人を法律的に支援する制度。
詳しい問い合わせは、同みやこ(後見支援専門員・友利さん、電話0980・72・7515)へ。