奥濱さんら3人に委嘱状/人権擁護委員
松川さんには感謝状
那覇地方法務局宮古島支局は10日、座喜味淳子さんと奥濱実さん、仲間貞教さんに、人権擁護委員としての委嘱状を伝達した。同委員を3期9年務め、このほど退任した松川英文さんには感謝状を贈った。
贈呈式は市役所平良庁舎で行われ、同支局の宮原善男支局長が法務大臣名の委嘱状と感謝状を贈呈した。
宮原支局長は「いろいろな人権問題がある。これからも尽力いただきたい」と話した。退任する松川さんには「長い間、活躍していただき感謝している。退任後も人権擁護活動を支援してほしい」と述べた。
今回の委嘱で人権擁護委員として3期目を迎える奥濱さんは、「いろいろな研修を受けて力はついてきていると思う。市民の相談に親身に対応したい」と決意を話した。また、新任の仲間さんは「初めての人権擁護委員だが、しっかり頑張りたい」と述べた。
退任する松川さんは、感謝状の贈呈を受けて「身に余る光栄」と話し、3期9年の活動を支えてくれた関係者に感謝した。「今後も障害者福祉、地域福祉の面で微力ながら尽くしていきたい」と話した。
贈呈式には下地敏彦市長も同席して激励。「市民が安心して暮らせるように親身になって相談に乗ってほしい」と述べ、人権擁護活動の充実に期待を込めた。