手登根(久松)砲丸V/県中学陸上
仲地(福嶺)は女子800㍍制す
【那覇支社】陸上の第34回夏季中学大会は12、13両日、沖縄市陸上競技場で行われ、共通男子砲丸投に出場した久松の手登根武魁が12㍍76を投げて優勝、福嶺の仲地楓華は2年女子800㍍を2分26秒42で制した。
このほか3人が2位に入り、宮古勢は計5人が8月に長崎県で開催される九州大会に県代表として出場する。
共通男子砲丸投を制した手登根は、1投目で12㍍68を投げてトップに立つと5投目でこの日最高の12㍍76を記録し、優勝を決めた。
手登根は「1位はうれしいが全国標準の13㍍に届かなかったのが悔しい」と振り返り、「九州大会では予選で13㍍50以上を投げて決勝に残りたい」と話した。
2年女子800㍍を制した仲地は、目標の2分25秒台を記録することはできなかったが、2位に1秒以上の差を付けて優勝した。仲地は「記録は悔しいが昨年に続いて九州大会への出場が決まりうれしい。昨年の九州大会は予選敗退だったので、リベンジの今年こそ20秒台の記録を出して九州でも自分の存在をアピールしたい」と意欲を話した。
大会ではこのほか、1年男子100㍍に出場した北の奥原海斗が12秒59で2位入賞。共通男子400㍍では鏡原の砂川琉飛が54秒99の記録で2位に入った。共通女子走幅跳では上野の熊谷朔良が4㍍75を跳んで2位に入り、それぞれ九州大会出場を決めた。