今年の豊年祈願/宮古島夏まつりが開幕
クイチャーを奉納
宮古島夏まつり2014(同まつり実行委主催)が18日、2日間の日程で開幕した。初日は午前10時から、平良西里の漲水御嶽と宮古神社で豊年祈願祭が行われ、女性たちがクイチャーを踊り、五穀豊穣と無病息災を祈願した。午後6時からは3通り商店街で歩行者天国が実施された。3通りは、この日夏休みがスタートした児童生徒や浴衣姿の家族連れ、観光客らでにぎわった。最終日の19日はミス宮古島の発表会、東西大綱引き、路上アトラクションなどが行われる。
漲水御嶽で行われた豊年祈願祭では、ツカサたちがが祈りをささげる中、漲水クイチャー保存会や池間の女性たち、西原みどり会のメンバーが御嶽に向かって祈願舞踊を奉納。徳八琉太鼓も太鼓の演奏で豊年を祈願した。
主催者を代表して実行委員長の下地義治宮古島商工会議所会頭は「今年は例年以上に暑い夏になりそうなので、このまつりを通して宮古島から全国に元気を届けたい。地域においてもこのまつりを通して元気がわき上がることを期待している」と述べた。
下地敏彦市長も「島が一つになってこのまつりを盛り上げて今年も楽しいまつりになることを期待している」と述べ、最後は参加者全員でクイチャーを踊り、五穀豊穣を祈願した。