補正予算など可決/市議会臨時会
市長給与は修正案通過
市議会(真栄城徳彦議長)は24日開会した臨時会で、市当局が提出した一般会計5114万5000円の補正予算案を含む議案4件は3案が原案通り、1件は修正案が可決した。「宮古島市長の給料の特例に関する条例案」は与党19人が連名で緊急動議を出し、修正案が賛成多数で可決されたため、当局案は否決され、修正案を可決した。
今臨時議会で市当局が提出した議案は「過疎地域等自立活性化推進交付金」1000万円を含む一般会計補正予算案のほか、「宮古島市クリーンセンター上野工場解体工事請負契約に関する議決案」「狩俣小学校校舎改築工事(建築・解体)請負契約に関する議決案」、台風8号接近に伴う特別警報発令中に飲酒し、市民や議会に対する市長としての責任を処するため、下地敏彦市長の給与を3カ月間30%カットする「市長給与特例条例」の4案を上程した。
市長給与特例条例案は、野党が提出した動議が見送られ、与党が提出した現行給与の50%カット(支給額41万5000円)の修正案が賛成多数で可決されたため、当局案を退け、修正案を可決した。