東京と北海道で取材へ/宮古豆記者7人が抱負
第53次本土派遣宮古地区豆記者の7人が25日、市役所平良庁舎に長濱政治副市長を訪ね28日から始まる東京と北海道での取材活動に向けて意気込みを示した。
今年で53年目を迎える豆記者交歓事業。今回宮古地区からは小学5年生1人、中学1年生1人、中学2年生3人、中学3年生3人の計8人が参加する。
この日は、別日程で先に出発している1人を除いた7人が訪れた。
7人はそれぞれ自己紹介をした上で「宮古島の魅力をPRしてきたい」「北方領土のことを学びたい」「他県の文化を学びたい」などの意気込みを示した。
力強い抱負を受けた長濱副市長は「取材に向けて皆さんの目的意識がしっかりしていることに感心している。出発前には宮古島のことをよく学習し、自分の住む地域と他の地域との違いについて学び感じたことを宮古に戻ってから親や友人たちに伝えてほしい」と述べた。
豆記者たちは28日に那覇で沖縄豆記者団に合流し、東京では国会議事堂や総理官邸、東宮御所、世田谷区役所など、北海道では納沙布岬・北方館、旧北海道庁舎などを取材して来月3日に宮古へ戻る。
宮古地区豆記者交歓会の本村幸雄会長は「豆記者派遣は53年間も続いている実績ある事業。ぜひ、取材活動を通して多くのことを学び経験し、それぞれの将来に生かしてほしい」と激励した。
今回、派遣される豆記者は次の皆さん。(敬称略)
中尾美月(平一小5年)▽糸数クララ(北中1年)▽友利幸一朗(下地中2年)▽仲里克樹(城辺中2年)▽砂川優美(西辺中2年)▽上地琉夏(北中3年)▽下地美寧(平良中3年)▽池間真子(同)