「虫むし展」が開幕/市総合博物館
「虫むし展」が開幕/市総合博物館
自由研究題材にぴったり
小・中学生を対象にした第27回企画展「虫むし展」が25日、市総合博物館で開幕した。宮古諸島で確認された昆虫の標本・写真などのほかに、関連行事として「むし博士になろう!」も計画されており、夏休みの自由研究の題材探しにはぴったりのイベントとなっている。展示点数は546点。8月26日まで。
企画展は①むしむし顔写真②昆虫ってなぁに?③どんなむしがいるのかな?④むしのあれこれ情報⑤むしを探しに行こう!-の五つのテーマを設定。
トンボやチョウ、甲虫、バッタ、セミなどの標本・写真がずらり。間近で観察できるのも魅力の一つ。
同博物館の長濱修館長は「この時期、大野山林から虫たちが博物館の前庭や駐車場に来ている。展示会と併せて生きている昆虫も観賞して楽しんでください」とアピールしている。
関連行事「むし博士になろう!」は8月3日午前9時から同11時まで予定。大野山林で昆虫採集後、同博物館で簡単な標本づくりを体験する。講師は岡徹さん(宮古自然クラブ代表)、砂川博秋さん(宮古島市史編さん委員)。
宮古の子供たちに、自然に対する理解や関心を深めてもらうのが目的。
通常の入館料は一般300円、高校生・大学生200円、小・中学生100円。夏休み期間中、高校生以下は無料。
入館時間は休館日の月曜日を除いて午前9時~午後4時まで。
問い合わせは、同博物館(電話73・0567)へ。