教育・文化
2014年8月31日(日)9:00
ごまを収穫、乾燥作業体験
下地中1年生 宮総実生が指導
下地中学校(久高三彦校長)の1年生34人が29日、下地中の「農業に関する交流学習会」の一環として同校のほ場でごま収穫を体験した。宮古総合実業高校生物生産科の生徒6人が収穫を指導した。
収穫したごまを同高校に運び、温室内で乾燥作業を行った。
ごまは6月2日に、下地中と宮総実高の生徒が、約3500粒を播種。台風接近時にはネットをかぶせて保護するなど、収穫まで大切に育ててきた。
下地中の津嘉山妃香さんは「夏休み中の水やりなどの管理を頑張ってきた。成長するのを楽しみにしていたし、ごまが実って良かった」と鎌を片手に収穫していた。
宮総実の上里栄真教諭が収穫のやり方や、鎌の使い方などを作業前に説明。高校生が手本を見せ、収穫作業を行った。
この学習会は中高生が交流学習を通して、体験的に学ぶことで宮古地域の農業に関心を深めることなどを目的に実施されている。
収穫されたごまは乾燥、選別され、下地中の生徒たちが考えた料理の材料として使用される。