宮総実生徒5人が全国へ/農業クラブ大会
落合さんと同窓会が奨励金
農林高校生の育成を支援している落合秀樹さんと宮古農林高校同窓会(善平明昇会長)は2日、10月22、23日に沖縄で開催される日本学校農業クラブ全国大会に県代表で出場する宮古総合実業高校の生徒5人に奨励金を贈呈した。
同校で行われた贈呈式で落合さんは「全国大会出場おめでとう。それぞれがこれまで勉強してきた成果を十分に発揮して、優秀な成績を収めることを期待している」と激励した。
落合さんは農業クラブ大会に出場する生徒に毎年奨励金を贈っており、今回で8年目となった。
善平会長も「この大会は農業を学ぶ生徒にとっての甲子園といわれている。平常心で取り組み最優秀賞を目指して頑張ってほしい」と呼び掛けた。
全国大会に同校から出場する生徒は、山内夏海さん(生物生産科3年)、下地淳史さん(同)、湧川優良さん(同)、下地裕太さん(環境工学科3年)、砂川夏奈美さん(生活福祉科2年)。
奨励金を受け取った5人は感謝の言葉を述べるとともに「これから大会までの1カ月しっかり勉強して最優秀賞を目指したい」「昨年のリベンジを果たすために全力で取り組みたい」などそれぞれの意気込みを示した。
伊志嶺秀行校長は「落合さんと農林高校の同窓会には毎年支援してくれて本当に感謝している。皆さんの支援が生徒の意欲にもつながっている。この支援に応えるためにも生徒たちが最優秀賞を目指して頑張ってくれることを期待している」と述べた。。
出場する5人の生徒は、各学科ごとに学んでいる作物や野菜、畜産や食品などに関する実物や写真を見て、品名やそれに関する専門知識を競う農業鑑定競技に出場する。