一般会計補正予算案 14億7789万円
市長が提案理由を説明/市議会9月定例会が開会
宮古島市議会(真栄城徳彦議長)の9月定例会が3日、開会した。下地敏彦市長が総額14億7789万円の一般会計補正予算を含む予算案8件、条例議案3件、議決議案14件、認定9件、報告3件、諮問1件の計38件について、その提案理由を説明した。また、議決議案のうち、「宮古島漁業協同組合製氷施設改修工事(設備)請負契約」(契約相手・川田電設、契約金額・1億7820万円)と「財産無償譲渡」(市保有のコーラル・ベジタブル社普通株式900株を沖縄製粉へ無償譲渡)の2件については、先議案件として審議することを議会に求めた。
今議会に提出された一般会計補正予算案には▽B&G海洋センター解体工事(3962万円)▽平良児童館建設用地購入費(7055万円)▽農地・水保全管理支払い推進交付金(3134万円)▽城辺西城市営住宅建設事業(3705万円)▽不法投棄ごみ撤去委託業務(2376万円)などが盛り込まれている。
先議を求めた2件のほか、市エコアイランドPR館指定管理者には日本アルコール産業(本社東京都、岡留伸一郎社長)の指定を決議する案件を提出した。
このほか、2013年度一般会計歳入歳出決算認定、市国民健康保険事業歳入歳出などの特別会計の決算認定など予算議案8件について説明。また、現人権擁護委員の任期満了(12月31日)に伴い、その後任人事として前里裕輝氏を推薦することについて議会あて諮問した。
同日の本会議では開会に先立ち、8月1日に豊見城市で開かれた県市議会議長会定期総会で永年勤続表彰された現職6市議と前職2市議に対して真栄城議長から表彰伝達が行われた。
今定例会の一般質問は17、18、19、22、24の5日間。付託された議案を集中審査する各常任委員会は、8~12日までの5日間となっている。