きょう県総合防災訓練/下崎埠頭
86団体2000人が参加
2014年度県総合防災訓練(主催・沖縄県など)が6日、宮古圏域で、2000人規模で実施される。訓練本番に先立ち5日、関係者らが宮古島の訓練主会場となる下崎埠頭(ふとう)で、リハーサルを実施した。災害対応車両の現場入場時刻や、救助者のヘリによる吊り上げなど一連の訓練の流れを確認した。
同防災訓練は6日午後1時30分ごろ、宮古島の北約50㌔を震源とする地震が発生し、宮古・八重山地方に大津波警報が発表されたとの想定で行われる。
訓練主会場となる下崎埠頭には一般参観者席も設けられる。災害用伝言ダイヤル(171)の体験もできるため、市防災危機管理班は多くの市民の参加を呼び掛けている。
訓練は県市町村関係、消防や海上保安本部、医療機関や陸海空自衛隊など86団体から約2000人が参加して実施される。
訓練内容は災害対策本部の設置運営訓練や自衛隊、医療班の災害派遣要請訓練、傷病者の救助、急患搬送、倒壊した建物等からの救助訓練などが行われる。
また、医師会医療救護班など県からの医療チームを自衛隊と米軍ヘリで、宮古島と多良間村に輸送する訓練も含まれている。