米クルーズ船が初入港/平良港で歓迎セレモニー
米国のクルーズ船「シルバーディスカバラー」が13日、平良港に初入港した。港ではアメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドからの観光客と乗組員らを歓迎する市主催の歓迎式典が催された。宮古高校吹奏楽部のメンバーが同船の初入港を祝し歓迎演奏を行った。
同船は北海道の小樽港を出発し、熊
本、屋久島、沖縄本島を経由して平良港に入港した。平良港出航後は西表島までの船旅を楽しむ。クルーズの間は船内で地質学や生態学などの各分野の専門家スタッフが、到着地のさまざまな分野についてツアー客に講義を行う船旅だという。
歓迎セレモニーであいさつした長濱政治副市長は「あいにくの雨だが、宮古島はとてもきれいな島。世界でも最高峰のクルーズ船だと聞いている。宮古島にも世界に誇れる美しい海があり、国内外から多くの観光客が訪れている。短い間だが宮古島を十分に満喫してほしい」と歓迎のことばを述べた。
セレモニーでは同船のルクシア・プレチャシア船長(クロアチア出身)らに長濱副市長、ミス宮古、真栄城徳彦議長から花束と陶器のシーサーなどが贈られた。ルクシア船長は「素敵な歓迎式典を開いてくれて心から感謝している。雨の中で一生懸命、演奏をしてくれた皆さんにもお礼を述べたい」とあいさつした。