仲井真後援会が事務所開き/県知事選
宮古の支持者ら集い
任期満了に伴う県知事選挙(10月30日告示、11月16日開票)に3期目を目指して出馬を表明した現職の仲井真弘多氏の後援会「沖縄21世紀ビジョンを実現する県民の会宮古連合支部」(支部長・下地敏彦市長)の事務所開きが21日、市平良下里の同事務所で行われた。支持者ら大勢が集い仲井真氏を激励し3選に向けて気勢を上げた。
平良隆市議の開会あいさつに続き、下地支部長は「40年前に要請が行われた伊良部大橋も来年にはいよいよ開通する。完成に力を注いだ仲井真知事には心から感謝している。21世紀ビジョンで宮古はこれまでにない様々な発展を遂げている。仲井真県政をしっかり継続することで宮古はますます発展する。実行力のある仲井真知事の3選をみんなでしっかり支えていこう」と呼び掛けた。
仲井真氏は「こんなに立派な事務所を作っていただき宮古の皆さんには心から感謝申し上げる。21世紀ビジョンは各市町村の首長からも大きな支持を得ている。プランやビジョンだけで何も実現しないのでは意味がない。普天間は18年間、何の変化もなかった。それを現実的に動かし一日も早く危険を除去することが責務だと思っている。この流れを止めることのないよう宮古の皆さんと一緒になって頑張りたい」と述べ、支持を訴えた。
衆院沖縄4区選出で総務副大臣を務める西銘恒三郎氏は「普天間の問題を問われた時、私はもう二度と悲惨なヘリ墜落の現場は見たくないと答えたい。現実を冷静に見つめたとき、何が必要なのかを県民は必ず理解してくれる。この知事選を皆さんとともに頑張り抜こう」と呼び掛けた。
参院沖縄選挙区選出の島尻安伊子氏は「政治は美学ではなく、実学だとつくづく思う。一票一票を積み重ねて政治の安定を図ることができるようこの知事選を勝ち抜こう」と力を込めた。
宮古島市区選出の座喜味一幸県議があいさつした後、「ガンバロー三唱」が行われ、集まった支持者らは仲井真氏の3選を目指し気勢を上げた。