保険料改定へ審議/介護保険事業
委員に委嘱状交付
第6期計画委員会 全5回で計画案策定
宮古島市高齢者福祉計画と第6期介護保険事業計画の委員への委嘱状交付式と第1回委員会が29日、市役所平良庁舎で開かれた。介護保険料の改定を含めた2015年度から17年度までの新たな事業計画を策定する委員会で、今年度中に全5回開催し、来年1月下旬開催予定の第4回委員会で新しい保険料を決定する。
介護保険は制度がスタートした2000年度から3年に1度、事業計画の見直しが行われていて、現在の第5期事業計画期間が今年度で終了することから、15年度から17年度までの第6期事業計画を策定するため、保健医療や福祉の関係者、被保険者代表など計19人に下地敏彦市長が委員を委嘱し、委員会を開催した。
第1回委員会では、事務局を務める介護長寿課の豊見山京子課長らが介護保険制度や市の高齢者と保険給付などの状況について説明。現在の宮古島市の介護保険料は6400円で全国で5番目に高い水準にあること、保険料を抑制するために第6期事業計画では、介護予防のための高齢者の健康づくりや生活支援への取り組みをより強化する必要がある考えを強調。第2回委員会では現計画の取り組み状況や課題の把握を行い、第3回では計画の方向性を定め、来年1月下旬開催予定の第4回で介護保険料を決定、第5回で計画案の承認を行う方針を示した。
委員会の冒頭、委員長、副委員長の選出が行われ、これまでの慣例に従い委員長に宮古福祉保健所長の山川宗貞氏、副委員長に副市長の長濱政治氏を選出した。
委員は次の通り。
【学識経験者】國仲清正市シルバー人材センター理事長
【保健医療関係者】池村眞宮古地区医師会会長▽我如古充宮古地区歯科医師会会長▽古謝真己宮古地区薬剤師会副会長▽山川宗貞宮古福祉保健所長=委員長▽佐渡山英子県看護協会宮古地区長
【福祉関係者】下地信広市社会福祉協議会事務局長▽平良洋治宮古厚生園園長▽砂川栄市民生・児童委員協議会会長▽前泊博美地域密着型介護事業所代表▽中村知美ケアマネージャー連絡会会長
【被保険者(市民)代表】花城愛子市老人クラブ連合会理事▽島尻清子市婦人連合会会長
【行政関係者】長濱政治副市長=副委員長▽譜久村基嗣福祉部長▽下地克浩障がい福祉課長▽石垣和郎健康増進課長▽石原智男国民健康保険課長▽狩俣明伊良部支所福祉室長