ICT同好会が全国大会へ/伊良部高
ETロボコン 宮古島からは初出場
伊良部高校の平良智枝子校長は29日、同校で会見を開き、ICT(情報技術)同好会が沖縄本島で行われたET(組み込み技術)ロボコン地区大会(主催・一般社団法人・組み込みシステム技術協会)の「アーキテクト部門」で総合優勝したと報告した。ICT同好会は11月9日から神奈川県で行われる全国大会に地区代表として出場する。同大会への出場は宮古島初。
同好会の漢那瑠美華部長(3年)は「優勝を聞いて驚いた。全国大会では、地方大会で失敗した点などを手直しして、宮古の魅力をアピールできるようにしたい」と抱負を述べた。
平良校長は「これまで地道に頑張ってきた。県大会の評価と反省を生かして、全国大会では成果が発揮できるよう頑張ってほしい」と激励した。
出場した「アーキテクト部門」は企画、実現性、パフォーマンスの3ポイントを評価する。
ICT同好会のメンバーはレゴブロックを活用した二輪走行の「案内ロボット」に、プログラムを組み込みんだ。ロボットは、パフォーマンスステージ(2・7㍍四方)の中をコミカルな動きで走り、伊良部大橋やサトウキビ畑、カツオの一本釣りなど伊良部の産業や観光ポイントをPRした。
ICT同好会は昨年12月に、志良堂哲也教諭の指導のもと、漢那部長、佐和田有紀さん(2年)、仲間泰斗君(同)と島尻武幸君(同)の4人で発足した。