社会・全般
2014年10月2日(木)9:00
海宝館で貝細工学ぶ/JICA研修生
「国に戻って役立てたい」
独立行政法人国際協力機構(JICA)の研修で島しょ国水産普及員養成コースで宮古島に訪れている研修生が宮古研修最終日の1日、城辺保良の海宝館でヤコウガイの貝細工に挑戦し、貝殻を使った土産品作りを学んだ。
同コースの研修生は10カ国から10人が参加。9月8日から沖縄での研修をスタートさせ、同25日から宮古島での研修を行ってきた。
この日の研修は、それぞれの国で貝殻を活用した土産品作りに役立てることを目的に行われ、きれいなヤコウガイを使ってネックレスやブレスレット作りに挑戦した。
アフリカの西沖合いのマカロネシアに位置するバルラヴェント諸島とソタヴェント諸島からなるカーボベルデ共和国のモニシ・シルヴァ・イリアナ・ドーリーさんは「私たちの国にもたくさんの美しい貝はあるがそれを使った土産物などはない。きょうは良い経験ができたので国に戻ってから今回の体験を生かしたい」と笑顔で話した。
研修生たちは宮古滞在期間中、パヤオを利用したマグロとカツオ漁、水産加工施設などの視察を行ってきた。