宮古・那覇全便欠航/台風19号
空の便4500人に影響/離島定期船も欠航相次ぐ
大型で非常に強い台風19号の影響で11日、宮古空港発着の日本トランスオーシャン航空(JTA)は東京直行便を除く宮古-那覇間が全便欠航、琉球エアーコミューター(RAC)、全日本空輸(ANA)とスカイマーク(SKY)も全便が欠航し、約4500人の足に影響が出た。空港の搭乗手続きカンター前には、キャンセル待ちやなどで搭乗客の長い列ができていた。
東京から友人と4泊5日の予定で観光に来ていた金沢理賀子さんは「宮古島は5回目だけれど、台風で足止めは初めて。きょう帰る予定の那覇経由のチケットなので、キャンセル待ちをしている。連休で仕事は14日から。13日の便は確保できているので、いくらか気が楽です。やむを得ないときは2泊延泊します」と話していた。
12日はJTAの宮古-那覇間の最終便1往復2便を除く6往復12便、RACは午前8時20分那覇発宮古行き1便、ANAは初便から3往復6便、SKYは宮古空港発着全便の欠航が決まっている。(11日午後6時現在)
一方、宮古島と周辺離島を結ぶ海の便は11日、全便が欠航した。12日の運航については天候を見て判断するとしている。
宮古島-多良間島を結ぶフェリー「たらまゆー」は12日も欠航が決まっている。