空の便、運航再開/那覇-宮古線
海は2日連続全便欠航
台風19号の影響で空の便は12日も那覇-宮古線を中心に多くの便で欠航が続いた。運航が再開した同日夕、空港は空席を求める足止めをされていた旅行客らで混雑した。宮古本島と周辺離島を結ぶ海の便は前日に続き12日も全便が欠航した。
同日、欠航したのは、日本トランスオーシャン航空(JTA)では那覇-宮古線7便、宮古-那覇線6便、宮古-羽田線1便。琉球エアーコミューター(RAC)は那覇-宮古線、宮古-多良間線、多良間-宮古線、宮古-石垣線各1便だった。
全日空(ANA)は那覇-宮古線の5往復10便中、3往復6便、スカイマーク(SKY)は那覇-宮古線3往復6便の全便が欠航となった。
宮古発着便欠航による影響人数(予約ベース)は、JTAが1521人、RACは105人、ANAは488人、SKYは438人だった。
JTAは宮古-那覇線1便、RACは宮古-石垣線と宮古-那覇線で各1便、臨時便を運航した。
きょう13日については、各社とも通常通りの運航を予定しているが、JTAは同日朝の那覇空港の状況を見て初便の運航について判断する。SKYは午前9時宮古発、同9時50分那覇着の臨時便を運航する。
宮古本島と周辺離島を結ぶ海の便は、11日に続き12日も宮古と伊良部を結ぶはやて海運と宮古フェリー、宮古と多良間を結ぶ多良間海運、宮古と大神を結ぶ大神海運の各社とも全便が欠航となった。きょう13日の運航については同日の海の状況を見た上で判断される。