よしもと新喜劇をPR/ガレッジセール
来月3日、宮古から上演開始
県出身お笑いコンビ・ガレッジセールのゴリさんと川田広樹さんが12日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、12月3日の宮古島公演から全国ツアーがスタートする「第1回おきなわ新喜劇ツアー」の開催をPRするとともに、当日の来場を呼び掛けた。
第1回ツアーの上演作は「Do you“シーミー”?」で、沖縄の風習であるシーミー(清明祭)がテーマ。ゴリさんがプロデューサーを務めている。出演はガレッジセール、スリムクラブ、福田加奈子、普久原明ほか。
ゴリさんは下地市長に「吉本新喜劇に沖縄の文化や風習を取り入れた『おきなわ新喜劇』というものを作れたらとの夢があったが、それが実現した」と報告。宮古島に来て初めて宮古島にシーミーがないことを知ったというゴリさんは「(劇中のせりふを)シーミーから十六日に変えるか、シーミーとは十六日のことかと思いながら見てもらうかと考えている」と語った。
「おきなわ新喜劇」は、沖縄の文化を笑って学ぶことができるエンターテインメントと話すゴリさん。「個性的で芸達者な人たちに参加してもらっている。見に来てくれさえすれば、来年も来たいと思ってもらえる手応えはある」と仕上がりに自信を示した。
下地市長は2人を激励するとともに、当日鑑賞に訪れることを約束した。
宮古公演はマティダ市民劇場で12月3日午後7時開演。料金は全席自由で前売り3500円、当日4000円。前売り券はTSUTAYA沖縄宮古島店、BOOKsきょうはん宮古南店、ファミリーマート内の情報端末「ファミポート」で発売中。高校生以下は当日、入口で学生証を提示すれば1000円がキャッシュバックされる。