「ジョブ体験」で夢探し/ルックジョブ宮古
高校生が視野広げる
さまざまな仕事を体験できるルックジョブ宮古が25日午後、宮古島市中央公民館で開かれた。高校生らが参加してコンピューターグラフィックや美容、歯科衛生、写真などの仕事を直接体験し、進路選択や職業について視野を広げた。
このイベントは県専修学校各種学校協会が主催。県のグッジョブ運動の一環で宮古での開催は初めて。
会場には、コンピューター・情報・ITをはじめ自動車整備や歯科衛生、公務員、医療事務、美容、メーク、漫画、料理など計21のブースが設置された。
参加した高校生は興味のある仕事を次々と体験。併せて主催団体に加盟する学校の職員から仕事内容やその仕事に就くための方法などを詳しく学んだ。
宮高2年の平良美紅(みく)さんは歯科衛生に関するブースで歯石を除去する仕事に挑戦。「母が歯科医院で働いているのでこの仕事にとても興味があった。体験はすごく楽しかった。将来は歯科関係の仕事に就きたいです」と話した。
同じく宮高2年の前川和豊君はコンピューターグラフィック関係の仕事について学んだ。「自分が知らないことや、どうやったらこの仕事に進めるかということを知ることができた」と収穫があった様子だった。
将来はテレビ関係の仕事に就きたいと話す宮高2年の下地心一郎君は「自分が将来なりたい仕事とかぶる部分があったのでCGの仕事の話を聞いた。とても勉強になった」と語った。
主催する県専修学校各種学校協会は、次年度以降も宮古島市で同様のイベントを開催する方針。