観光試練課を創設/宮古島市
「リアル脱出」PR
来年1月に宮古島全域で行われる「リアル脱出ゲーム×宮古島『封印された島からの脱出2』」をPRすることなどを目的に、宮古島市は26日、観光試練課を創設した。同日午前、観光商工局観光課の職員9人に兼任辞令が交付された。
脱出ゲームは、ネット上の無料ゲームが発端。ゲームのフォーマットをそのまま現実の世界に移し替えた遊びで、あらゆる世代に注目されている体験型エンターテインメントだ。
宮古島では今年1月にも行われ、島内外から約3000人が参加して好評を博した。今回は5000人以上が見込まれている。
宮古島市では、このゲームが観光振興に果たす役割は大きいと判断。イベントをPRするため、仮想的な意味合いを持つ新部署を創設させた。今後はさまざまな問い合わせに対応し、定期的にリアル脱出に関する情報を発信していく。
同イベントが終了した後も課は存続させ、各種誘客運動を展開する方針だ。
長濱政治副市長は「リアル脱出ゲームを成功に導くという強い気持ちを持って対応に当たってほしい」と対象職員を激励した。
観光試練課の業務を兼任する職員は次の通り。
課長=島尻英樹▽係長=砂川晃徳、川満尚貴▽主任主事=佐久田泰彦、下地一豊、洲鎌秀彦▽主事=本村さやか▽臨時=平良由紀子、下地雅輝