政治・行政
2014年11月30日(日)9:00
副知事に安慶田、浦崎氏/翁長氏が発表
12月県議会に提案へ
【那覇支社】16日の県知事選挙で初当選し、12月10日に知事に就任する翁長雄志氏は29日、県庁記者クラブ室で会見し、県三役人事で副知事に那覇市議会議長の安慶田光男氏(66)=宮古島市城辺出身=と県議の浦崎唯昭(いしょう)氏(71)の2人を起用すると発表した。12月定例県議会に両氏の人事案を提出する。
翁長氏は2人を挙げた理由について「オール沖縄でイデオロギーよりアイデンティティー、保革を乗り越えるといった大筋の政治の流れをしっかりと理解し、建白書にある普天間基地の県外・国外移設、辺野古に基地をつくらせない、オスプレイ配備撤回などの趣旨も理解している」と評価し、さらに、「画期的な沖縄21世紀ビジョンは緒についており、実現に一歩ずつ前に踏みしめていくために、相当のリーダーシップが必要になる。2人との柔軟な意見交換や信頼関係が、この時期の副知事にはふさわしい」と述べた。