17議案など可決し閉会/市議会12月定例会
宮古島市議会(真栄城徳彦議長)の12月定例会は16日、最終本会議を開き、市職員の配偶者同行休業に関する条例の制定など17議案と陳情書4件を採択。さらに意見書2件と発議1件を可決して閉会した。また、陳情書では高腰城跡の復元と整備に係る要請については継続審査となった。
可決された17議案のうち市財産の交換、譲与、無償貸し付け等に関する条例の一部を改正する条例など3議案は賛成多数での可決となった。
この日の本会議は、西里芳明氏の議員資格決定要求書の提出を巡り、1時間以上も遅れて開会し、これを巡って池間豊氏が真栄城議長に遅れた理由を求めた。
真栄城議長は「西里氏から懲罰委員会の招集、設置を求めた件や仲間頼信議員から西里氏の議員資格審査の申し入れをしたいとの話もあったので地方自治法上どういった手続きがあるのかなど事務的な手続き準備をしていたが、私が2人から話を聞く必要があると判断したのでこの議会内で調整が取れるか否かの話をしていた。その間、市長をはじめ当局の皆さんに話をしていなかったことをおわびしたい」と述べた
池間氏は「前日もそうだが、与党会派の皆さんが議場から出て行った時も本来であれば議長は議場内にいるべきだった。議事運営をしっかり公平にするべきであり、今後は注意してほしい」と述べた。