有効求人倍率0・76倍/管内11月の雇用
新規求人数は13・6%増
宮古公共職業安定所(ハローワーク宮古、青山雄一所長)は26日、管内11月の雇用の動きを発表した。11月の有効求人倍率は0・76倍となり前年同月比で0・08ポイント上昇し、38カ月連続での増加を記録。新規求人数は13・6%増の300人で3カ月ぶりの増となった。新規高卒者の就職内定率は70・5%となっている。
11月の新規求職申込件数は197件で前年同月実績を20・9%(52件)下回り2カ月連続で減少。月間有効求職者数は12・1%(140人)減の1019人と21カ月連続での減少となった。
新規求人数は13・6%(36人増)の300人で3カ月ぶりに増加。新規求人数が多かった産業は、医療・福祉が前年同月比18人増の96人、宿泊業・飲食サービス業は21人増の55人など。月間有効求人数は2・0%(16人)減の774人で、減少は2カ月連続。
有効求人倍率は0・08ポイント増の0・76倍で、38カ月連続で増加。就職件数は87件で20・9%(23件)減少した。ハローワークでは就職件数が減少した要因として求職者そのものの減少が影響しているとの考えを示した。
11月末現在の2015年3月新規高卒者の就職内定率は70・5%と前年同月実績を5・5ポイント上回る好調ぶり。内定者数は67人で、うち県内は島内内定者7人を含む18人、県外は49人となっている。