産業・経済
2015年1月5日(月)9:00
きょうから製糖操業/宮糖多良間
生産見込み量は2万1000㌧
宮古製糖多良間工場の2014-15年期サトウキビ製糖操業がきょう5日から始まる。今期の生産量は約2万1000㌧を見込んでいる。操業開始式は午後1時を予定している。
宮糖多良間工場の生産見込み量は前期並みで、高品質取引が期待されている。
前期の実績は原料(サトウキビ)搬入量が2万1221㌧。平均糖度は13・7度だった。1㌧当たりの農家平均手取額は2万1587円で、前の年の実績を33円上回る取引だった。
多良間島では4日、生産農家が刈り取り作業に精を出し、翌日に控えた製糖操業に備えていた。
操業を前に宮古製糖の安村勇社長は「日本一の製品を製造して農家の努力に応えたい。無事故無災害の操業に徹する」と述べた。
宮古製糖は、昨年12月11日から伊良部工場の製糖操業を開始している。操業1週間の搬入概況によると平均糖度は14・99度と高品質取引を維持している。7日には最も取扱量が多い城辺工場を稼動させる予定。