大橋開通や合併10年を強調/15年仕事始めで下地市長
官公庁は5日、2015年の業務を開始する「仕事初め」を行った。宮古島市役所平良庁舎では、下地敏彦市長が職員への訓示で、31日に開通する伊良部大橋や、10月1日に合併10周年を迎えることなどを説明し、一致団結して取り組むことを呼び掛けた。
下地市長はまた、引き続き行われた今年初の定例庁議で「気持ちを新たにして、3月いっぱいまで片付ける事業は、再点検をしながら事業の確認をしてもらいたい」と述べ、部長級に年度の最終点検をし15年度に備えるよう促した。
今年は伊良部大橋開通や市制施行10周年を迎えるほか、市のリーディングプロジェクトである未来創造センター(図書館と中央公民館を併設)の建設工事が着工する。
また、一括交付金を活用した全天候型のスポーツ観光交流拠点施設の本体工事に着手する。
教育関係では、宮原小と鏡原小が統合される。宮原小の10人の児童は4月から鏡原小に通学する。
児童館と子育て支援センター、学童クラブの三つの機能を持つ複合施設、平良児童館は10月の完成を目指す。
10月25日には、県畜産共進会が36年ぶりに宮古島市での開催が決定しており、共進会開催を機に畜産の振興が図られると期待されている。