思いやりの心はぐくむ/人権の花植え付け式
下地小学校
宮古島市と宮古島人権啓発活動地域ネットワーク協議会は7日、下地小学校で人権の花運動の植え付け式を行った。ベゴニアなどの苗を全児童191人が丁寧に植え付け、思いやりの心をはぐくんだ。
この運動は子どもの情操を豊かにし、命の大切さや相手を思いやる心など基本的人権を尊重する精神を身に付けることが目的。
児童らは「きれいな花を咲かせてね」などと願いを込めながら、プランターに苗を植え付けていた。
植え付け式には、人権擁護委員や法務局職員らも参加した。人権についての講話も行われた。
長濱政治副市長は「苗を大切に見守り、優しく丁寧に育ててほしい。きれいな花を咲かせてください」とあいさつした。
同校の友利克彦校長は「人権の花を下地小で育てることができ、うれしく思う。一生懸命育てましょう」と呼び掛けた。
児童を代表して砂川夏美さん(6年)は「命の大切さを考え、いじめのない学校にしたい。一人一人の心に思いやりの花を育てたい」と語った。
開花式は11月下旬から12月上旬の予定。植え付け式は上野小学校でも実施される。