11/24
2024
Sun
旧暦:10月23日 友引 辛 
産業・経済
2015年1月16日(金)9:00

原料糖を初出荷/宮糖城辺

初荷500㌧、安全輸送祈願


宮糖城辺の初荷となる原料糖が船倉に流し込まれた=15日、平良港

宮糖城辺の初荷となる原料糖が船倉に流し込まれた=15日、平良港

 宮古製糖(安村勇社長)城辺工場は15日、2014-15年産のサトウキビから生産した原料糖550㌧を初出荷した。平良港で初荷セレモニーが開かれ、宮糖や運搬業者の代表らが集まって製品の安全輸送を祈願した。



 初荷は午前9時30分ごろ平良港に到着。トラック9台分の原料糖はベルトコンベヤーに投入され、大型船の船倉に流し込まれた。


 初荷セレモニーで宮古製糖の安村社長は「今期のサトウキビは重たくて品質が良い。10年に1度あるかないかの量と質だ」と豊作型の原料を強調。その上で「この製品は農家と工場と関係者の汗の結晶。陸上、積み込み、海上運搬と、プロの力を融合させることによって所期の目的が達成できる。最後まで安全輸送に努めてほしい」と述べた。


 琉球海運の翁長春雄常務は「農家が愛情を持って育てたサトウキビから作られた製品を、1粒残らず安全に輸送することが私たち船会社の使命」と述べ、期間中の安全輸送を誓った。


 この日は城辺工場の550㌧と伊良部工場の950㌧を積み込んだ。船は同日、横浜に向けて出港した。


 宮糖城辺は今期の製糖操業を7日にスタートさせている。開始1週間の平均糖度は13・87度と基準糖度帯内の取引が続いている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!