煙突グリーン縦線案を採択/新ごみ焼却施設
景観検討委 来週中にも市長へ答申
宮古島新ごみ焼却施設等景観検討委員会(委員長・長濱政治副市長)の第4回が16日、市役所平良庁舎で開かれた。施設外観の色について、第3回で絞り込んだ案を元に、煙突部分の縦ラインをグリーンか茶色にする2案を検討した結果、グリーンとする案を委員会案として採択した。案は来週中にも下地敏彦市長に答申され、正式に決定する。
第3回委員会では、施設外壁のベース色は薄いグリーンとし、建物の下部には少し濃いめの茶色い横ラインを、壁面の真ん中付近とその少し下の部分には薄めの茶色の横ラインを入れ、屋根の側面は濃いめのグリーンとすることを決定。ベースが白色の煙突に引かれる細い縦ラインについては屋根の側面より薄いグリーンと薄めの茶色の2パターンを第4回委員会で示してもらい、いずれかを選ぶ方針を決めた。
第4回委員会では、示された2パターンの案について意見を交わしたが、委員により支持が分かれた。そこで地元自治会から参加している委員の意向を確認したところ「目立たない方が良い」との考えを示したことから、青空をバックにした時、青に近い薄いグリーンの方が目立たないとの判断から、煙突の縦ラインをグリーンとする案を委員会として採択することを決め、委員会を終了した。