農協観光 鳥取から87人宮古入り
今年のチャーター初便就航/スカイマークが5便運航
JAグループの旅行会社・農協観光による今年最初のチャーター便が17日、宮古島に到着した。1、2月にスカイマーク(SKY)のチャーター機で計5便の運航を予定していて、初便では米子鬼太郎空港(鳥取)から87人が石垣を経由して宮古入り。1泊2日の日程で島内観光などを楽しむ。同社によるSKYチャーター便が宮古島に就航するのは今回が初となった。
今回のチャーター便は3泊4日の日程で、15日に米子鬼太郎空港を出発し、石垣島で2泊した後、17日午後1時すぎに宮古入りした。空港到着ロビーでは、宮古島市のマスコットキャラクター「みーや」、市観光商工局や宮古島観光協会の職員らがツアー客を出迎え、ガイドブックや記念品を配布した。
三線演奏も行われ、ツアー客らは足を止めて聞き入ったり、手拍子するなどしたほか、演奏者を写真に収めたり、「みーや」と一緒に記念撮影をする姿も見られた。
島根県出雲市から来島した木村克己さん(67)は「出発するときの地元の気温は1度くらいだった。沖縄は暖かい。宮古島に来るのは初めて。めったに来ることができないところなので、南の島の風景を楽しみたい」と語った。
市観光商工局の下地信男局長は「名古屋や静岡からのフジドリームエアラインズ、韓国からのアシアナ航空に引き続いてのSKYチャーター5便となる。入域観光客数50万人を目指す中でチャーター便が来てくれることはありがたい。チャーターが続けば定期便にもつながっていくと思う」との考えを示した。
今後の同社チャーター便は、今月27日に新千歳空港(北海道)から、2月2日に米子鬼太郎空港から石垣島経由で、同10日と14日には中部国際空港(愛知)から石垣島経由で宮古入りする。