真栄城氏が専務退任/コーラル社
アロエ生産組合 臨時総会で報告
宮古島市アロエベラ生産組合(砂川肇組合長)の臨時総会が、20日午後4時から市役所下地庁舎会議室で開かれ、役員改正案などが示されたほか、コーラル・ベジタブル社の真栄城忠之氏の専務退任が報告された。
臨時総会には18人の組合員のうち10人が出席。執行部から議案として役員改正案が示されたが、組合員から「決算状況も示されていないほか、コーラル社を引き継ぐ新会社の方針なども分からない状態で新役員を引き受けるというのはどうか」などの意見があり、結果、3月の早いうちに決算報告を行い、その後に新役員を選出し、新会社の4月1日スタートに備える段取りが確認された。
臨時総会にはコーラル社の下地敏彦社長と真栄城専務も出席。席上、下地社長は「会社は資金的に余力が無く、結果的に第3セクターとしての対応には限界があると判断した。新しい会社に引き継いでいただくのが生産農家にとってもよい。今後は組合として結束し、新たな会社と具体的に話を進めてほしい」と述べた。
また、真栄城専務も「リリーフとして再建に取り組んだが力及ばず申し訳ない。会社を引き継いだことで役目を終えたと思う」として専務退任を報告した。