産業・経済
2015年1月23日(金)9:00
生産農家が花つり作業/マンゴーの花咲く
2015年産マンゴーの花が市内の農園で咲き始めており、生産農家が花つり作業を行っている。開花のピークは2月以降になる。
早い農園では昨年末に開花。年明けに市内の多くの農園で咲き始めた。
開花した花は濃い緑の葉の中で赤く映え、ハウス内に季節感を漂わせている。
生産農家の一人は「うちに関して言えば昨年より開花は遅かった。昨年は12月中旬から見え始めていたが今年は1月に入ってから開花しているので2週間ほど遅かった」と話した。
寒気はマンゴーの木にストレスを与えるため、暖かくなると開花が一気に促されるという。農家は「暖かくなってほしい」と話しマンゴーの管理に適した気象条件に期待を込めた。
宮古地区のマンゴー生産量は右肩上がりで推移。前期14年産は当初予想した592㌧をはるかに上回る760㌧。果実が大玉だったため、袋掛け調査の生産見込み量を大幅に上回る過去最高の生産量となった。
今期は一層の豊作が期待されている。