平一が8年ぶりV/全宮古小学駅伝
最終区で鮮やかに逆転/2位西城、3位砂川
第33回全宮古小学校駅伝競走大会(主催・宮古地区小学校体育連盟)が24日、市陸上競技場を発着点とする10区間14㌔の周回コースで行われ、平良第一Aが鮮やかな逆転劇で8年ぶり6度目の優勝を飾った。2位は西城A、3位は砂川。男子区間賞は福嶺・宮島合同の池間幹君が獲得、女子は城辺Aの友利優伽さんが2年連続で受賞した。
大会には23チームが出場した。男子は1区間1・6㌔、女子は同1・2㌔の周回駅伝コースを男女交互に10人でつないだ。
レース序盤の混戦から抜け出したのは西城A。4区でトップに立つと9区までその位置を守った。
最終10区は逃げる西城Aと砂川を平良第一Aが追う展開に。この激しい争いを制したのは平良第一Aの神里裕基君。個人記録でも全体の3位に入る好走で2人をかわし、8年ぶり優勝のゴールに飛び込んだ。記録は52分56秒だった。
2位の西城A、3位の砂川に次いで▽南A▽東A▽城辺A▽狩俣▽久松A-の順でゴールした。
躍進賞は西城A。前回の記録を4分29秒縮める走りで準優勝に飛躍した。
個人の部で男子区間賞を受賞した池間君の記録は5分24秒、女子区間賞の友利さんは4分16秒だった。
優勝した平良第一A男子キャプテンの石川舜平君は「優勝することができてとてもうれしい。アンカーは必ず逆転してくると信じていた。チームの全員が団結して一生懸命頑張った結果だと思う」と喜んだ。
女子キャプテンの平良沙由季(さゆき)さんは「6年生にとっては最後の大会なので優勝できて良い思い出になった。冬休みから練習をしてきた成果が出せたと思う」と笑顔だった。
個人成績は次の通り。
【男子】①池間幹(福嶺・宮島合同)5分24秒②砂川達海(平良第一A)5分30秒③神里裕基(同)5分38秒④川満紫音(西城A)5分39秒④吉永陸人(東A)5分39秒⑥原波音(上野)5分40秒⑦狩俣新(砂川)5分42秒
【女子】①友利優伽(城辺A)4分16秒②平良莉子(狩俣)4分18秒③奥浜ゆい(南A)4分19秒④友利芹菜(東A)4分20秒⑤村田かおり(狩俣)4分24秒⑤下地こまち(北)4分24秒⑤下地麻菜夏(西城A)4分24秒