勝連さんに厚労大臣表彰/表彰伝達式
生活保護行政の適正運営評価
2014度社会福祉功労者に対する厚生労働大臣表彰伝達式が26日、市役所平良庁舎で行われ、市福祉部生活福祉課査察指導員の勝連健治さん(37)が宮古福祉保健所の山川宗貞所長から表彰状を受け取った。勝連さんは「表彰は周囲の人たちの支えがあったからこそ。今後とも市民の公僕として働きたい」と喜びと抱負を語った。
同表彰は、社会福祉の各分野で長年にわたり尽力した人たちに贈られる。勝連さんは生活保護業務に通算13年5カ月従事し、市の生活保護行政の適正な運営に尽力したことが高く評価された。
伝達式は勝連さんが所属する生活福祉課で行われた。同僚職員が見守る中、山川所長が賞状と記念品を手渡し「受賞は長年にわたる精励のたまもので、他の社会福祉事業に従事する方々の励みになる」などとした県子ども生活福祉部の金城武部長の祝辞を読み上げた。
譜久村基嗣福祉部長は「公務員である以上、市民のために頑張るのは当たり前ではあるが、それが認められての表彰は素晴らしい。これを機会にますます仕事に精励してほしい」とたたえた。
表彰は全国社会福祉大会(昨年11月21日、東京都の日比谷公会堂)で行われたが、勝連さんは所用で出席できなかった。