製糖期の戸締まり呼び掛け
約30人が防犯パトロール
自宅を留守にする機会が多い製糖期に、戸締まりや鍵かけを呼び掛け、防犯意識の高揚を図る「パリスカマ・ウムヤス(畑仕事・安心)パトロール」(宮古島地区防犯協会、宮古島署など主催)の出発式が27日、宮古島署で行われた。農業青年パトロール隊や腰原女性会など関係団体から約30人が参加した。
パトロール隊は6台の車両に分乗し、それぞれの担当地域に分かれ市内全域を回り、防犯を呼び掛けた。
出発式で農業青年パトロール隊の宮平浩幸隊長が「製糖期間中の侵入盗や車上狙いの未然防止などを図り、安全・安心なまちづくりに協力することを誓います」と出発申告文を読み上げた。
宮古島地区防犯協会の前川尚誼会長は「地域は住民が守ると言う意識を持って、パトロールをしながら事件事故を1件でも減らそう」と呼び掛けた。
宮古島署の平良英俊署長は「車上狙いなど、署管内では無施錠による被害が多い。今回は家を空ける機会が多い時期のパトロールで大変心強く思う。今後とも地域の安全のために一緒に頑張ろう」と述べた。
製糖期に合わせた防犯パトロールは今年で3回目。