補正予算8500万円など上程へ/宮古島市
来月2日臨時会 議員に議案説明
宮古島市議会(真栄城徳彦議長)は28日、市役所平良庁舎で全体協議会を開き、市当局から2月2日開会予定の臨時議会へ上程する議案の説明を受けた。それによると上程されるのは予算議案、条例議案が各3件、議決議案2件、報告1件の計9件。このうち予算議案の一般会計補正予算は8582万3000円の補正増で、補正後の歳入歳出総額は406億1049万4000円となる。
補正予算の内訳は▽平良の久貝、松原両自治会に対する支出6030万円▽沖縄県青年就農給付金事業1725万円▽池間大橋(狩俣側)公衆トイレ壁面修繕費91万円▽上野博愛市営住宅アルミ雨戸設置工事費484万円▽あとんま墓修理工事252万3000円-となっている。
予算議案は2014年8月21日をもって松原、久貝両自治会が地縁団体として認可されたため、一般会計からの繰り出し金として、両自治会にそれぞれ3015万円(スポーツ観光交流拠点施設の土地代金)を支出するための歳出科目の変更の補正予算。
条例議案は財産区特別会計条例を廃止する条例、平良字久貝、字松原財産区基金条例を廃止する条例。
同区が保有する財産が処分されたことに伴い条例を廃止する必要があるため上程される。
議決議案は、宮古伊良部農業水利事業、仲地副貯水池建設工事に伴い市有地を売却するもので、売却する市有地の所在地は伊良部字国仲美里387の2、ほか六筆。処分面積は約2万8976平方㍍。処分価格は2316万3621円。契約の相手方は沖縄総合事務局となっている。
また、狩俣小校舎改築工事の設計一部変更に伴い請負金額3億2076万円を2960万2800円増額の3億5036万2800円に変更する。
変更の主な内容は、産業廃棄物の一部が県内処分額だったため、県外への処分運搬費を追加した。