検討委が基本計画案審議/健康保健センター
市長が委員会に諮問
市民総合健康保健センター(仮称)建設基本計画検討委員会(委員長・長濱政治副市長)委員への委嘱状、辞令交付が30日、市役所平良庁舎で行われ、下地敏彦市長が委員一人一人の手渡すとともに、基本計画案審議を諮問。引き続き第1回委員会が開かれ、委員は事務局から基本計画案について説明を聞いた。
市では、平良と下地の2カ所にある現在の保健センターを統合し、乳幼児から高齢者までのすべての市民が保健と健康増進サービスを安心して受けることのできる環境を整備することなどを目的に、新たな施設を整備する方針を決定。2014年10月に建設基本計画素案を策定し、市民から意見を募ってきた。
計画案では、整備方針の基本理念を「『人』『まち』『自然』が健康の輪でつながる健康・保健活動の拠点となる施設を建設する」と定義。基本方針は、①市民が利用しやすい②誰にでも分かりやすい③人に優しく健康④自然環境への対応-としている。
主要施設としては、診察室や相談室、研修室、栄養実習室、トレーニングルーム、多目的ホールなどを計画。施設総面積は2580平方㍍を想定している。
第1回委員会では事務局が基本計画案の内容を説明。建設予定地については「基本計画で示す施設面積の確保が十分に可能であることを重点に、かつ利用効率が高い候補地を選定する」との考えを示した。
委員会は全3回。次回は2月23日開催を予定していて、事務局が計画案通りの施設を平屋で整備した場合と2階建てで整備した場合の仮想平面図を提示する。
今回、委嘱・辞令を受けた委員は次の通り。
【委員長】長濱政治副市長【委員】安谷屋正明宮古病院長▽山川宗貞宮古福祉保健所長▽宮城博子宮古地区医師会理事▽古堅宗和企画政策部長▽安谷屋政秀総務部長▽下地康教建設部長▽平良哲則生活環境部長▽譜久村基嗣福祉部長▽友利克振興開発プロジェクト局長