外国人受入れで意見交換/県地域観光協会会長会議
2014年度第4回沖縄県地域観光協会等会長会議(主催・沖縄観光コンベンションビューロー)が6日、市平良下里のホテルで開かれた。宮古島観光協会が伊良部島で行っている海をテーマとしたツーリズム事業について報告したほか、各地域での外国人観光客受け入れ態勢整備に向けた取り組み状況などについて発表し、意見を交わした。
今会議には県内15市町村の観光協会長や沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)の担当者ら30人が参加。開会に先立ちOCVBの上原良幸会長が「沖縄観光はインバウンド(海外からの観光客)を中心に好調だが、懸念材料もある。情報を交換し、どうすべきか考えるのがこの会議。率直な話し合いをしてほしい」とあいさつ。宮古島観光協会の豊見山健児会長は歓迎のあいさつを行うとともに、今年度の宮古島への入域観光客数が順調に推移していることを紹介し、過去最高人数の更新に期待を示した。
宮古島観光協会による事業紹介では、同協会と伊良部漁業協同組合で構成する「伊良部島海の暮らしツーリズム共同事業体」が取り組む漁師体験ツアー「海人修行ツーリズム」についてモニターツアーの様子や課題と今後の予定などを説明した。
外国人観光客受け入れ態勢整備については、各観光協会がこれまでに行ってきた取り組みを紹介するとともに、その効果と課題を発表した。
会議終了後には、伊良部大橋と佐良浜地区の視察や懇親会が行われた。