9割以上が「満足」/主催者がアンケ結果公表
大橋開通記念「大漁まつり」
宮古島観光協会と伊良部漁業協同組合で構成する「伊良部島海の暮らしツーリズム共同事業体」は6日、今月1~3日、伊良部大橋開通記念事業として佐良浜漁港で実施した「大漁まつり」の参加者アンケートの集計結果を公表した。それによると、9割以上の人が「満足」、「まあ満足した」と回答。来場者のうち7割は宮古島市内在住者だった。
大漁まつりでは、魚の切り身などを漁船から投げる佐良浜伝統の「おおばんまい」やマグロ解体ショー、魚さばき教室、カツオ一本釣り模擬体験、魚料理などを提供する「漁師屋おかず市」や「漁師の朝メシ」などが行われた。
アンケートは会場で直接配布し、回収箱を設置して回収。190人(男性87人、女性103人)から有効回答を得た。
回答者の年代を見ると、最も多かったのは30歳代の68人(35・8%)、次いで40歳代の33人(17・4%)、60歳代の31人(16・3%)。現住所は宮古島市内が134人と71・3%を占め、島外は54人(28・7%)だった。
イベントの満足度については、123人(65・1%)が「満足した」、54人(28・6%)が「まあ満足した」と回答。「どちらとも言えない」は8人、「やや不満」が3人、「不満」は1人のみだった。
自由記入のコメントでは、「朝ご飯を漁港で食べられ楽しかった」、「地元の人の心配りが温かく楽しめた」、「伊良部の漁業文化に触れる機会がもっと増えるといいと思う」、「朝ご飯が素晴らしかった。毎日やってほしい」などの意見が寄せられた。
伊良部漁協直営店で漁協の向かいにある「漁師屋」では毎日午前9時から「おかず市」としてさまざまな魚料理などを提供しているほか、今イベントで好評だった1食500円の「漁師の朝メシ」(マグロ丼とタチ汁)を当面の間、土・日曜日の午前7時から同9時での提供を実施する。