産業・経済
2015年2月12日(木)9:00
年金やマネープランで講話
琉銀がセミナー開催
琉球銀行主催の「年金の仕組みとマネープランセミナー」が10日、市中央公民館研修室で開かれた。社会保険労務士の青山喜佐子氏が「どうなる? わたしの年金」、琉球銀行営業統括部の東江嵩氏が「これからのマネープランを考えよう」をテーマに講話した。
青山氏は公的年金について「もらうことばかりを考えがちだが、まずは加入し、保険料を払うことで、もらうことができる」と年金の基本的考え方を説明。原則65歳から支給される老齢年金だけでなく、障害者となった人に支給される障害年金や生計を支えていた扶養者が死亡した場合に支給される遺族年金があることなどを紹介。何かあったときに受け取れるように保険料を支払うこと、支払えない場合には免除の申請をするなど、未納のまま放置しないよう呼び掛けた。
東江氏はマネープランを作るに当たって、収入を増やす▽支出を減らす▽蓄えを増やす-の3点について考える必要性を指摘。蓄えを増やす方法としては、収入から貯蓄額を差し引いた残高を支出に充てる習慣を付けることや目的意識を持った積み立てなどを挙げた。