グラウンド部分ほぼ完成/市営球場
事業完了は次年度
再整備が進められている宮古島市営球場のグラウンド部分がほぼ完成している。現在は管理棟の建設が行われており、次年度の早い段階で完了する見通しだ。
この球場は1979年に整備されて以来、30年以上にわたって多くの市民が利用してきた。土、日曜日になると、児童生徒の野球大会や一般の草野球大会等でにぎわった球場だ。
ただ、年月とともに老朽化が進み、バックスタンド内部ではコンクリート片が落下するなど危険な状態が続いていた。
市は同公園が広域避難場所に位置付けられていることから再整備する方針を決定。昨年2月に球場の解体工事に着手した。
その後は順調に工事が進められ、すでにグラウンドはほぼ完成している。周辺は高さ2㍍ほどのフェンスで取り囲み、ホームベース後方にはさらに高いフェンスを設置した。外野には天然芝を敷き詰めて内野にはマウンドを整備。解体前と同じように野球を楽しめるグラウンドになった。
建設中の管理棟内には会議室やトイレなどが設置されるため、球場を利用しやすい環境が整えられる。
この事業の総予算は進入道路の整備等を含めて4億7100万円。