国仲さん(宮総実)最優秀賞/水産高校意見・体験発表
読書の必要性を訴え
県水産高校意見・発表大会がこのほど、沖縄水産高校で行われ、宮総実1年の国仲真未さんが最優秀賞を受賞した。国仲さんは自身の体験を踏まえて読書の必要性を訴え。「本を読むということは無駄なことではない」と表現力豊かに発表して高い評価を得た。
発表大会には宮総実の3人と沖縄水産の3人が出場した。論旨・内容および表現力や態度ごとに採点された結果、国仲さんが最高点で最優秀賞を獲得した。
国仲さんは小学5年のころに読んだ小説をきっかけに読書に夢中になった。今では月に20冊は読む。
その体験を踏まえて自身の考えを発表。集中力が高まるなど本を読むことで得られる効果を挙げて読書の必要性を主張した。
国仲さんは「感受性が豊かになり、友達の大切さや命の大切さ、人間としての生き方や学校では学べないことを教えてくれる」などと発表。その上で「本を読むことは決して無駄なことではない。あなたにぴったりの一冊、探して読んでみませんか」とまとめた。
最優秀賞受賞に「びっくりしました」と最高賞に驚いた様子。「とても緊張した発表会だったけど来年も挑戦したい」と話した。
同校の伊志嶺秀行校長は国仲さんを祝福。「今回の受賞を機に、今後の学校生活をより有意義なものにしてほしい」と話した。