最高は宮総実フードクリエイト1.13倍/宮古地区
宮高理数科は1.05倍/県立高校入試初回志願状況
【那覇支社】県教育庁(諸見里明教育長)は13日、2015年度県立高校一般入試の初回志願状況を発表した。宮古地区4校のうち、2校4学科で定員数を上回った。志願倍率が最も高かったのは宮古総合実業食と環境科フードクリエイトコースの1.13倍で、一般入学定員16人に対し、18人が志願した。宮高理数科は1.05倍で、推薦入学内定者24人を除いた一般入試の定員56人に対し、59人が志願した。一般入試の学力試験は来月10、11の両日に実施される。
このほか、定員数を上回ったのは宮総実の生物生産科と生活福祉科。生物生産科は1.09倍で推薦入学内定者5人を除く一般入試定員35人に対し、38人が志願。また、生活福祉科は1.08倍で推薦入学内定者3人を除く一般入試定員37人に対し、40人が志願した。
県立高校全体の志願倍率は全日制が0.99倍(前年度と同じ)、定時制が0.60倍(同0.07ポイント減)で、全日、定時を合わせた全体の倍率は0.97倍(同0.01ポイント減)となった。志願倍率が最も高かったのは北部農林生活科学科の3.04倍で、次いで沖縄工業建築科の2.17倍だった。
志願変更の申し出期間は18、19の両日。また願書取り下げと再出願期間は25、26の両日に行われる。いずれも入学志願締め切りの結果、志願者が定員を超えた学科(倍率が1.00倍以上)に出願した者は出願先の高校、学科、コースを変更することができる。