宮古島をのんびり楽しく/ゆくるプロジェクトが始動
「島の春」満喫プラン提供
一足早い「島の春」の楽しみ方を提案する宮古島市の観光プロモーション事業「ゆくるプロジェクト」が23日にスタートした。来月22日まで。初日は宮古空港で午前中の便で訪れる観光客らに宮古島観光協会や宮古島市の担当職員、JTB沖縄のメンバーがプロジェクト内容を説明するチラシや「プロジェクトMAP」を配布し、今の宮古島における楽しく、くつろいだ過ごし方を紹介した。
東京から家族3人で来島した40代の男性は「宮古島にゆっくりしにきたのでこの内容の過ごし方についても検討したい」と話した。
「ゆくる」とは、「ゆっくりと、暮らすように旅する」をイメージしたコンセプトワードで、同プロジェクトでは一足早く春が訪れている宮古島で「日常的なゆったり感」などを観光客に伝える六つの体験メニューを用意している。
体験メニューとしては、伊良部佐和田の敷地で約1㌔の「サトウキビ迷路」や牧山展望台と与那覇前浜を「ピクニックエリア」に設定し、各種用具の無料貸し出しなどを実施する。
また、島の伝統文化を体験する宮古人(みゃーくぴとぅ)体験や宮古グルメと題して「ゆくる宮古島」の緑ののぼりが設置されている飲食店では、期間中限定の裏メニューやピクニック用にテークアウトできるランチも用意されている。
そのほか、島のものづくりやゆっくりサイクリングなどの企画もある。
宮古空港でのチラシやマップの配布では、市のマスコット「みーや」と宮古民謡と三線の演奏が観光客を出迎え、プロジェクトをPRした。