4月に「とうがにあやぐ大会」
3民謡協会主催で初開催/3月から出場者募集
宮古島市制施行10周年記念として「第1回とうがにあやぐ大会」が沖縄宮古民謡協会(渡真利久信会長)、宮古民謡協会(川満健功会長)、宮古民謡保存協会(久貝哲雄会長)の主催で4月26日に開催される。開催を前に3協会の関係者が27日、本社を訪れ大会概要を説明し、出場者の応募を呼び掛けた。
第1回大会を主幹する渡真利会長は「宮古を代表する『とうがにあやぐ』をもっと広げるために3協会主催で開催することとなった。協会関係者だけでなく広く一般からの出場者を募集しているので応募してほしい」と呼び掛けた。
大会は、4月26日午後3時~同6時。場所はカママ嶺公園多目的広場(歌碑前)。出場者は20人とし、応募者が多いときは予選会を午前10時から大会会場で実施する。
応募資格は、中学生以上で国籍、年齢は問わない。所定の申込用紙に必要事項を記入し提出する。参加料金(申込料)は1人3000円で所定の銀行に振り込む。
受付期間は3月1日~31日。書類の送付先は3協会で3月から受け付ける。
問い合わせは、沖縄宮古民謡協会が嘉島里私事務局長(電話090・3792・4083)、宮古民謡協会が喜屋武則吉事務局長(同090・3327・5494)、宮古民謡保存協会が奥平徳松事務局長(同090・3796・2814)。
同大会は、市の市制10周年記念と「とうがにあやぐ」の歌碑建立を記念するとともに、宮古の先人たちが残した貴重な芸能文化の遺産である「とうがにあやぐ」が島、家庭の繁栄を願った歌詞で宮古の人々の思いや世界観が表していることからその保存と継承、文化芸能の普及発展を目的に開催される。主催する3協会は今後、持ち回りで主幹を担当し、大会を開催していく予定。