音楽で観光発展に寄与/Mアイランド推進協発足へ
5月末にイベント開催
宮古島で音楽イベントを開催することで観光の発展に寄与することなどを目指すNPO「ミュージックアイランド宮古島推進協議会」の発足が決定。その第一弾として5月末にイベントが開かれる。代表理事となる予定のミュージシャンで宮古島観光大使を務める江川ゲンタ氏らが27日、会見を開き、設立趣旨などを発表し、趣旨賛同者は会員となるよう呼び掛けた。
昨年まで10年連続で開催され、第10回で終了した「美(か)ぎ島(すま)ミュージックコンベンション」の発起人であった江川氏と市民ら有志で結成される同協議会は、宮古島観光のさらなる発展に音楽イベント事業を通じて寄与するとともに、青少年の情操教育や文化活動にも積極的に寄与することを目的に設立される。3月上旬に総会を開催し、正式発足する。
市内ホテルで開かれた会見で江川氏は同協議会について、音楽を通じて島の人々と観光客が交流できる機会を創出して宮古島を全国に向け発信する「母体」としたい考えを説明。「音楽イベントに来てもらうだけでなく、イベントを通じて島の主要産業である農業や食、歴史、文化など島の特産、財産をPRできるよう、さまざまな分野の関係者と手を取り合いたい」との思いを語った。
イベント第一弾は5月29~31日に開催予定であること、出演者として山崎まさよし氏、ブラック・ボトム・ブラス・バンド、カチンバ1551が内定していることも併せて発表された。
同協議会役員就任予定者は次の通り。
【代表理事】江川ゲンタ【理事】砂川靖夫(ホテル共和社長)▽金城徹(日本トランスオーシャン航空宮古支社長)▽根間靖(宮古島シティアンドリゾートゼネラルマネジャー)▽城間茂弘(ピースアイランド宮古島社長)▽真島修一(コンサート舞台監督)▽大城裕子(琉球COLLECTION叶代表)▽下地真喜子(上野中学校教諭)【幹事】久貝勲(セントラルホテル支配人)【事務局長】伊波博之(ぷちまあと代表)