e-Taxのメリット訴え/14年分確定申告
3団体の長がセレモニー
先月16日から始まった2014年分所得税確定申告(申告期限3月16日)に伴い、宮古経済関係3団体の長が4日、宮古島商工会議所でe-Tax(イータックス、国税電子申告・納税システム)普及を目的とした申告セレモニーを行った。
宮古島商工会議所の下地義治会頭、宮古青色申告会の下地信輔会長、沖縄宮古法人会の湧川弘範会長が実際にパソコンを起動しe-Tax申告のデモンストレーションを行い利便性を訴えた。
セレモニーは確定申告期間の中間点を経過したこの時期に毎年開催されており、3団体の長がe-Tax利用と申告の早期提出を呼び掛けた。
宮古島税務署では「ネットなら、だいず便利さいが~」を合言葉に利用促進を呼び掛けており、e-Taxのメリットとしては①国税庁ホームページから電子申告②添付書類の提出省略③還付がスピーディー②24時間いつでも利用可能-の四つの利点を説明した。あらかじめ申告データを入力した3人は実際に送信ボタンをクリックして申告を終えた。
下地会頭は「記入漏れや計算ミスもなく非常に便利なので、商工会議所でもe-Taxの利用促進を促していきたい」と述べた。
下地会長は「私も毎年e-Taxで申告している。3月16日までは24時間利用できるので青色申告会の会員にも勧めたい」と話した。
湧川会長も「e-Taxは難しそうと思っている人はまずは体験版から始めるとわかりやすい。法人会でも会員に勧めていきたい」と述べた。
そのほか、セレモニーの冒頭で3月号の「広報みやこじま」で掲載された確定申告に伴う税務署からのお知らせの内容に誤りがあり、正しい情報は市のホームページで確認できることを呼び掛けた。