電話お願い手帳など贈呈/NTT西日本
今年で33年目
西日本電信電話(NTT西日本)沖縄支店ビジネス営業部の日浦章英部長らが5日、市平良庁舎で宮古島市社会福祉協議会に「電話お願い手帳」とFAX送信用紙「ふれあい速達便」を贈呈した。毎年恒例の贈呈で、それぞれ200冊が贈られた。
日浦部長は「この手帳は耳や言葉が不自由な人が外出するときに活用してほしい。連絡を取りたいときに、近くにいる人に協力を依頼するためのコミュニケーションツール。市民の人たちに使ってもらい、自由に外出してほしい」と贈った。
長濱政治副市長は「毎年ありがとう。最近は耳や言葉が不自由な人たちだけでなく、高齢者が活用する例が増えていると聞く。今後ともこのツールを活用しながら、もっと外出して元気で楽しい生活をしてほしい」と述べた。
手帳には「110番に連絡してほしい」「避難場所に案内して」などの緊急連絡の基本メッセージが印刷されている。
贈呈式には市社会福祉協議会の饒平名建次副会長、宮古島聴覚障害者の会の池間昭雄会長、NTT西日本の嶺間恵誠広報室長代理らと市福祉部の譜久村基嗣部長が同席した。